【お知らせ】相模原市が主催する「相模原アクセラレーションプログラム2025」に採択されました

· お知らせ,プレスリリース

高齢者見守りのためのGPS内蔵インソール「みまもり イル!」を展開する株式会社イル(本社:愛知県一宮市、代表取締役:山本 裕晃、以下「当社」)は、相模原市が主催する「相模原アクセラレーションプログラム2025」に採択企業として決定いたしましたのでお知らせいたします。

相模原アクセラレーションプログラムhttps://sogyo.city.sagamihara.kanagawa.jp/sagamihara-acceleration-program/

相模原アクセラレーションプログラム2025

■相模原アクセラレーションプログラム2025概要及び経緯

「相模原アクセラレーションプログラム」は、地域経済のさらなる発展を目的に、優れたアイデアを持つ成長意欲の高い人材を伴走支援し、将来的に市内で株式公開等を目指す起業家を輩出するとともに、地域全体で起業家を育てる意識を醸成する取り組みです。相模原版エコシステムの構築を目指して実施されています。

■プログラム内で当社の実現したいこと

本プログラムを通じて、相模原市内の多様なアセットと連携した実証や事業開発の支援を受けることができます。

大型商業施設や福祉関連事業者、広大なアクティビティ施設など、多様なリソースを持つ相模原において、当社の高齢者見守りインソール「みまもり イル!」の性能向上やユースケース検証を行い、ユーザー体験の質をさらに高める貴重な機会といたします。

また、これまで本社所在地である愛知県一宮市を中心に事業を展開してまいりましたが、本プログラムを皮切りに、相模原を中心とした関東エリアでの製品展開を積極的に進めてまいります。

■高齢者みまもりGPSインソール「みまもり イル!」とは

「みまもり イル!」は高齢者見守り用のインソール型デバイスです。インソールの中に、GPSや角速度センサーが格納されていることで、持ち忘れのない見守りを行うことができます。

利用者は普段履いている靴のインソール(中敷き)を入れ替えるだけで本デバイスを使用することができ、位置情報の確認から移動開始時や転倒検知時などの通知を受け取ることができます。

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<持ち忘れ・忌避など従来のGPSデバイスでの課題を解決>

「みまもり イル!」の大きな特徴はインソールという形状にあります。現在市場に出回っている主なGPS端末にはスマートフォン・スマートウォッチ・持ち歩き型GPSトラッカーなどがメインですが、どれも認知症の症状により「持ち忘れる」「違和感を感じて忌避される」など、いざというときに機能しない課題がありました。

「みまもり イル!」は利用者がなるべく意識せず使用できるコンセプトのため、「持ち忘れ」や「外見による忌避」などが発生せず、GPSを持ち歩いてもらえなかった課題の解決に寄与します。

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<センサー搭載で利用者の転倒も検知(※)>

「みまもり イル!」の中にはインソールの動きを検知するIMU(6軸センサー)も搭載されています。そのため、利用者の方が「転倒の動き」をした際には介護者に危険アラートが通知されます。GPSの位置情報をもとにすぐに利用者のもとに駆けつけることができます。

(※)転倒検知機能はアプリケーションのアップデートにより2025年中に搭載予定

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<在宅介護利用・施設利用の双方に対応>

「みまもり イル!」では、実際にご利用いただくユーザー(高齢者や認知症の方)と介護・見守りをするオーナー(介護者、ご家族)で分けており、デバイスごとにオーナーとユーザーを紐づけることができるようになっています。

そのため例えば在宅介護の現場でご家族複数人がオーナーとなって位置を見ることもでき、施設がオーナーとなって複数の施設利用者の位置情報を管理することもできます。