「デジタル技術の活用及びDX推進」の取組について
「デジタル技術の活用及びDX推進」の取組について
デジタル技術の活用及びDX推進の取組について
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、Digital Transformationの略語です。DXとは、本来、データやデジタル技術を使って、顧客視点で新たな価値を創出していくことである。Transformationは「変容」という意味を指しており、DXを直訳すると「デジタルによる変容」ということになります。今デジタル技術を用いて、生活やビジネスを変容していくことが求められています。昨今のこのような状況に対応するため、当社ではビジネスを前進するために以下のことに取り組んでいます。
2023年11月7日制定/2024年6月1日改定(第2版)
株式会社イル 代表取締役社長 山本 裕晃
1.経営の方向性及びデジタル技術等の活用の方向性
1-①.デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響について
当社は2023年2月の設立以来、介護福祉分野でのIoTを活用した事業開発に取り組んでいます。高齢者介護福祉の分野では、高齢化に比例し増大する需要に対し労働者が不足している状況が慢性化しており、福祉の分野においては、益々デジタル技術の活用による労働の効率化が不可欠となっており、喫緊の課題であると認識しております。このような環境下、デジタル技術に関する習熟や活用によるサービスの開発が自社の発展に必要不可欠と認識しています。
1-②.経営ビジョンやビジネスモデル
当社は「福祉にまつわるすべての人が自分らしく生活できる社会の実現」を経営ビジョンとしています。福祉の分野では、コミュニケーションや個々に寄り添ったケアプランの必要性が高まっている一方、労働者一人あたりが担当するケアが必要とされる人数は増加傾向にあります。当社は、IoTとクラウドネットワークを活用した介護福祉事業のDX化を推進することをビジネスモデルとして取り組んでいます。
2.経営およびデジタル技術等の活用の具体的な方策(戦略の決定)
当社は、2025年2月に、高齢者向けみまもりサービスiru!(名称仮)をリリース予定です。同サービスはスマートフォンアプリを通して、1.GPS汎地球測位航法衛星システム(GNSS)を用いた現在位置のトラッキングサービス 2.徘徊発生時時の最適化された捜索フローを実現するサービスを提供します。今後はケアプランの共有などが可能な事業者向けの「WEBアプリ版」の構築、IoTデバイスへ圧電素子による充電機能の開発も計画しています。この普及を推進することで、上記に掲げた経営ビジョンやビジネスモデルの実現を図ります。
3.戦略を効率的に進めるための体制の提示
本事業では代表取締役社長の山本裕晃を情報管理責任者とし、以下の体制で新たなビジネスモデルを実現します。
氏名 役職 本事業における役割
山本裕晃 代表取締役社長 情報管理責任者
高橋史佳 CS部門担当 セキュリティ担当
